2012年6月27日水曜日

世の中の間違った常識3


③無酸素運動(ウェイトトレ)では減量は無理はウソ!


③無酸素運動(ウェイトトレーニング)は脂肪を使わないので痩せない
はい、これもウソです。大ウソです。
この常識がはびこっているために、脂肪を減らせないで悩む方が多いのだと私は思っています。
では、以下に説明します。
確かにウェイトトレというのは、運動中はほぼ100%筋肉内に蓄えている筋グリコーゲンしか使いません。(運動中は脂肪を使わないということです。)
しかし、ウェイトトレ後は約24時間~48時間にわたって代謝が亢進します。
これは、脂肪を落とす上では大変うれしい事です。

なぜか?
安静時(何もしていない状態で)は脂肪:糖質が1:1の割合で消費されています。
就寝時は生命維持活動にほぼ100%脂肪が使われています。
気づいたかと思いますが、何もしていない時ほど脂肪は使われるものなんです。(もちろん、比率でですよ。でもこれが原因で、ランニングよりウォーキングの方が痩せると勘違いされるんですね)

ということは、代謝をあげることこそが効率的に脂肪を落とす最良の道なわけです。
したがって、運動後の代謝があがるということは現在のところ最も効率のよい脂肪の落とし方なのです。

加えて、ウェイトトレ後は大量の成長ホルモン(通常の300~400倍)が放出されます。これらは、脂肪分解に非常に有効に働き、肌のつやだとかハリをも出してくれます。(有酸素運動後も成長ホルモン一応出ています。)
スロートレーニングをご存知の方はこのホルモンがいかに凄いかおわかりかと思います。
 以上、ウェイトトレを行うと体脂肪を大変に効率よく消費してくれるか分かって頂けたでしょうか。

実際、ウェイトトレを行うと、びっくりするぐらい太らなくなります。

筋肉がカロリーを大量に消費してくれるから、太らなくなるわけではありません。
よく筋肉をつけて痩せよう!なんていう記述を見かけますが、正確ではありません。
筋肉をつけようとする必死の行為が、そうさせてくれるのです。(ちなみに30kgの筋肉をつけてもポテトチップス一袋程度の消費カロリーでしかない。こんなに筋肉をつけるのはアホみたいに大変。*筋肉1kgあたり13kcalしか消費しない)

あくまで私の感覚ですが、本気でウェイトトレを行った場合、3500kcal~4000kcalのカロリーを摂取しても、トントンぐらいです。夢みたいな話だと思いませんか?

でもね、これ真実なんです。
レジスタンストレーニング(ウェイトトレのこと)と脂肪の関係が述べてある論文を検索してみてください。
真実だとわかるはずです。

最後に、もしわからないことがあったら、論文のように学術的根拠に基づいたソースを検索してください。そこらのど素人が作ったようなサイトにはご注意を。

結論:ウェイトトレは結果的に、大変に速いスピードで脂肪を落としてくれる。

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